【書名】『「帰れ」ではなく「ともに」~川崎「祖国へ帰れは差別」裁判とわたしたち』
【著者】石橋学、板垣竜太、神原元、崔江以子、師岡康子
【出版社】大月書店
【出版年月日】2024年10月22日刊行
【ISBN】 9784272331161

▶目次
第1章 ヘイトスピーチと闘うまち 川崎・桜本(石橋学)
第2章 日本におけるヘイトスピーチ対策の現状と問題点(師岡康子)
第3章 ヘイトスピーチ裁判の歴史と「祖国へ帰れは差別」判決の意義(神原元)
第4章 在日朝鮮人にとっての「帰れ」ヘイト(板垣竜太)
第5章 求められる人種差別撤廃法制度(師岡康子)
第6章 「帰れ」ではなく「ともに」(崔江以子)

   

【価格】1冊 1,980円(本体1,800円+税+送料込み)

   

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2023年10月12日、在日コリアン三世の崔江以子さんに対するヘイトスピーチ=「祖国へ帰れ」(インターネット上の書き込み)が、「ヘイトスピーチ解消法」第2条の「差別的言動」にあたり違法であるとした判決が出ました。長年在日外国人、あるいは外国にルーツを持つ人びとを苦しめてきた「帰れ」との表現は「許されない違法な言動」であり、著しく人格権を傷つけたとして損害賠償金100万円が認められたのです。
この重要な判決の意義を伝えるため、あるいは差別と闘う新たなツールとして、そして、今後の差別をなくす法制度の構築に向けた取り組みに活用できるよう、原告本人と弁護団、研究者、記者が共同で本書をつくりました。
当会の事務局長である師岡康子(弁護士)も執筆しています。
ぜひご一読ください!