外国人人権法連絡会では、毎年「日本における外国人・民族的マイノリティ人権白書」を発刊しています。
その2023年版を、2023年3月31日付で発刊しました。

外国人・民族的マイノリティに関わることを包括的に取り上げ、とくに2022年1月~12月にかけて起こった事柄を重点的に扱っています。
外国人・民族的マイノリティに関する最新の状況を知ることができます。ぜひご一読ください。

●1冊 1,000円(送料込み)

※10冊以上購入の場合は、8掛け
※研究機関・図書館など、公費購入で領収書・請求書等の書類発行を必要とする場合は、送料実費を頂きます。 <参考>1~2冊まで250円です。

【お知らせ】
2024年から配送会社を変更したことにより上記の送料が変更(値上げ)になりましたので、ご注意ください。

【購入方法】

購入を希望される方は、下記のフォームに必要事項を入力し、送信してください。
お申し込み後、「人権白書」と郵便振替用紙(※郵便振替を希望された方のみ)を送ります。
本が届いたら、本代を振り込んでください。(あわせてのカンパを歓迎します。)

※お届けは、お申込みを頂いてから2週間前後になります。ただし連休期間前のお申込みについては、さらに日数がかかる場合があります。
※領収書等の送付をご希望の方は、申込フォームの「その他(ご意見、ご要望など)」欄に必ずその旨をご記入ください。白書送付後に領収書等の送付希望を頂いた場合は、別途送料を頂きます。
※領収書をご希望の場合は入金確認後に白書と共に送付致します。

・郵便振替口座:
口座番号 00100-5-335113
講座名称 外国人人権法連絡会

・銀行口座
三菱UFJ銀行 大久保支店(店番号364)
口座番号:0350697
口座名称:外国人人権法連絡会 共同代表 田中 宏
(ガイコクジンジンケンホウレンラクカイ タナカ ヒロシ)

▼2023年版 購入お申込みフォーム ※別ウィンドウが開きます
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【目次】

はじめに ―― 関東大震災100年を迎えて ——— 田中 宏

第1章●ヘイトスピーチ・ヘイトクライム

1.ヘイトクライム対策の取組と課題 ——— 師岡康子
2.ウトロ地区とコリア国際学園へのヘイトクライム ——— 郭 辰 雄
3.Jアラート発出以降の「ヘイト」 ——— 瀧 大知
4.レイシャル・プロファイリング ——— 國﨑万智
5.ネット上のヘイトスピーチ ——— 明戸隆浩
6.「川崎以後」の条例制定の取り組み ——— 瀧 大知
7.ヘイト団体およびその周辺の動向 ——— 瀧 大知
8.企業による人種差別 ——— 籏智広太

第2章●“先進国”日本の外国人管理体制

1.ウィシュマさん国家賠償請求訴訟 ——— 空野佳弘
2.カメルーン男性死亡事件国賠訴訟 ——— 児玉晃一
3.初のクルド人難民認定 ——— 安藤由香里
4.ウクライナ避難民と庇護されないミャンマー人、アフガニスタン ——— 草加道常
5.日米同性カップル在留資格訴訟 ——— 鈴木雅子
6.新在留管理制度の創設から10年 ——— 鈴木江理子

第3章●転換期を迎えた移住労働者たち

1.技能実習&特定技能制度見直し ——— 旗手 明
2.花畑牧場事件と共生への無関心 ——— 三苫文靖
3.岡山暴力事件にみる技能実習制度 ——— 武藤 貢
4.外国人労働者における労災 ——— 酒井恭輔
5.特定技能労働者をめぐる現状と課題 ——— 早崎直美
6.日系ブラジル人労働者のいま ——— 土屋信三
7.沖縄の外国人労働者 ——— 浦崎 暁

第4章●移民女性の権利

1.国籍法3条3項新設の問題 ——— 伊藤里枝子
2.DV法改正と移民女性への支援 ——— 山岸素子
3.国家戦略特区と家事支援外国人 ——— 安里和晃
4.家庭裁判所における通訳確保の問題 ——— 新倉久乃
5.多様化する在留資格 ——— 杉戸ひろ子

第5章●マイノリティの子どもたちの権利

1.在留資格と子どもの権利 ——— 丸山由紀
2.外国につながる生徒の実態と課題 ——— 角田 仁

第6章●続くコロナ危機/住民としての社会参画

1.コロナ禍の外国人市民の苦境 ——— 榎井 縁
2.仮放免者の生活実態調査 ——— 大澤優真
3.移民・難民への「伴走支援」 ——— 安藤真起子
4.阻まれる外国人住民の社会参画権 ——— 佐藤信行
5.外国人住民の地方参政権の意義 ——— 近藤 敦

第7章●国際人権基準とマイノリティの権利

1.国際社会から引き離される日本 ——— 小森 恵
2.難民・庇護希望者の権利 ——— 生田志織
3.性的指向・性自認と自由権審査 ——— 福井 周
4.遺骨訴訟と水平社宣言の琉球語訳 ——— 金城 実
5.マイノリティ女性とヘイトスピーチ ——— 李 月 順

第8章●国際人権機関が問う日本の歴史責任

1.日本軍「慰安婦」問題 ——— 方 清 子
2.「明治産業革命遺産」報告書の欺瞞 ——— 中田光信
3.佐渡鉱山のユネスコ登録問題の現在 ——— 竹内康人
4.「群馬の森追悼碑」裁判 ——— 石田正人
5.1945年8月 外国人被爆の実相 ——— 市場淳子
6.在日「無年金」問題 ——— 鄭 明 愛
7.「特別」ではない「特別永住」 ——— 山田貴夫

おわりに ―― 人権基本法をめざして ——— 丹羽雅雄

資料1 在日外国人の人口動態 ——— 鈴木江理子
資料2 主要な国際人権条約 ——— 藤本美枝
資料3 外国人人権法連絡会 声明文
自由権規約委員会の総括所見

外国人人権法連絡会 団体紹介