日時:10月12日(土)14時00分~16時00分(開場:13時30分)
場所:川崎市労連会館5階ホール(川崎駅・京急川崎駅徒歩7分 *地図リンク
発言予定者:石橋学、板垣竜太、神原元、崔江以子、師岡康子(以上、著者一同)、森幸子(大月書店編集者)
参加費: 2,000円(書籍代・資料[判決要旨]込み)
主催:ヘイトスピーチを許さないかわさき市民ネットワーク
共催:外国人人権法連絡会
連絡先:action@gjhr.net
申込:書籍の準備などのため下記のフォームより事前申込お願いします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdZyTz30hrnz-gbecp4VMqvG4YTos-tU265DsPRp_d6z-yuoQ/viewform?usp=sf_link

  

昨年10月12日、川崎の在日コリアン三世の崔江以子さんに対するネット上の書き込み「祖国へ帰れ」が、ヘイトスピーチ解消法2条の「差別的言動」にあたり違法であるとした判決が出ました。長年在日外国人を苦しめてきた「帰れ」との表現は、許されない違法な言動であり、著しく人格権を傷つけたとして損害賠償金100万円が認められたのです。

崔さんは、ネットリンチにさらされて満身創痍になりながら、外国ルーツの子どもたちが差別されない未来のために、地元川崎桜本をはじめとする反差別の闘いに支えられながらこの判決をかちとりました。この判決の意義を解きほぐし、差別と闘うツールとして使えるよう、また、今後の差別をなくす法制度をつくる取組に活用できるよう、原告本人、弁護団、研究者、記者が共同で本をつくりました。

    ▲チラシのDLは画像をclick

記念すべき判決1周年の10月12日に出版記念会を川崎で開きます。発売予定日は10月22日ですが、ご参加の方には参加費に含めて本書をお渡しします。会では執筆者全員が発言予定です。皆さん、どうぞご参加ください。

 


 

【書名】『「帰れ」ではなく「ともに」~川崎「祖国へ帰れは差別」裁判とわたしたち』
【著者】石橋学、板垣竜太、神原元、崔江以子、師岡康子
【出版社】大月書店
【出版年月日】2024年10月22日刊行
【定価】 1,980円(本体1,800円+税)
【ISBN】 9784272331161

▶目次
第1章 ヘイトスピーチと闘うまち 川崎・桜本(石橋学)
第2章 日本におけるヘイトスピーチ対策の現状と問題点(師岡康子)
第3章 ヘイトスピーチ裁判の歴史と「祖国へ帰れは差別」判決の意義(神原元)
第4章 在日朝鮮人にとっての「帰れ」ヘイト(板垣竜太)
第5章 求められる人種差別撤廃法制度(師岡康子)
第6章 「帰れ」ではなく「ともに」(崔江以子)

*本書の詳細は以下のリンクより。
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b651475.html

  


  

   

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